フラッシュメモリカードやSSDなどのストレージシステムの性能とは、一定時間内に転送できるデータ量を指します。性能は単一の数値で表せるものと見なされることがよくあります。製品のパンフレットには、最適な条件下でのストレージ製品の性能が記載されていることが一般的です。当然のことながら、2つの製品を比較する際には、この単一の数値が一般的に基準として用いられます。
しかし、これだけでは不十分です。データ転送を詳しく検討すると、書き込みと読み取りの転送速度に明らかな違いがあることがわかります。さらに、データが転送されるチャンクのサイズや、割り当て単位(LBA)のランダム性も重要な要素となります。
本レポートでは、以下の内容について解説します:
書き込み速度
シーケンシャル書き込みとランダム書き込みのパフォーマンス
開封直後
SLCキャッシュ
サーマルスロットリング
書き込み速度の例
読み取り速度
シーケンシャルおよびランダム読み取り性能
シーケンシャルおよびランダム・プリコンディショニング
温度変化に伴う読み取り性能
寿命にわたる性能
読み取り性能と信頼性
読み取り速度の例

Downloads with a symbol are only available after loginOnly available after login