Swissbit、ICTディストリビューターの加賀ソルネットとディストリビューター契約を締結
11/12/2023
日本・東京、2023年12月12日 - 産業向けフラッシュストレージ製品の独立系メーカー・Swissbit(日本法人:スイスビットジャパン株式会社、東京都新宿区、代表取締役 友森 健一郎)は、ICT製品販売およびセキュリティソリューションプロバイダーである加賀ソルネット株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 熊部 光洋)と日本地域におけるディストリビューター契約を締結しました。今後加賀ソルネットは、スイスビットが提供するプラグアンドプレイ型のセキュリティ製品である「iShield Key」、「iShield HSM」、「iShield Carera/Archive」、「Secure Boot Solution for Raspberry Pi」の取り扱いを開始し、サイバーセキュリティソリューションのポートフォリオを拡大します。
加賀ソルネット株式会社の代表取締役社長を務める熊部光洋氏は今回の提携について、「スイスビットは、製品の革新性、信頼性、耐久性、高品質を誇る強力で定評のある、産業向け組み込みストレージおよびセキュリティのグローバルブランドとして知られています。iShieldシリーズ製品を中心としたスイスビットのセキュリティ製品が当社のセキュリティソリューションポートフォリオに加わることで、今後高い成長が見込まれるFIDO対応多要素認証およびIoTセキュリティの分野にて、持続可能性を備えた付加価値ビジネスを当社のリセラーパートナーおよびエンドユーザーの皆さまに提供することができます」と、コメントしています。
スイスビットジャパンの代表取締役社長である友森健一郎は、「私たちはICTソリューションプロバイダーとして、豊富な経験と実績をもつパートナーを見つけることができ大変嬉しく思います。セキュリティソリューションの専門家である加賀ソルネット様は、エンタープライズ向け多要素認証およびIoTセキュリティ製品を中心とする当社セキュリティソリューションの日本市場展開において最適なパートナーです。今後私たちは加賀ソルネット様と協力し、データやIoTデバイスの保護と安全な認証のために、最高の品質を備えた "Made in Germany" のセキュリティ製品ポートフォリオを日本のお客様に提供してまいります」と、コメントしています。
Swissbit セキュリティ製品ファミリー
- iShield Key:オンラインアカウントを最高レベルの安全性で保護し、ウェブサイト、アプリケーション、サービス、企業ネットワークへの安全なアクセスを可能にするハードウェアベースのセキュリティキー製品です。iShield Keyは、FIDO2に加え、HOTP(ハッシュベース・ワンタイムパスワード)およびPIV(個人認証)セキュリティ標準をサポートしており、オフライン環境での利用や、カスタマイズが要求されるセキュリティソリューションの実装に適しています。
- iShield HSM(Hardware Security Module): 既存IoTデバイスの識別、認証および登録に必要な暗号鍵と認証情報を、プラグアンドプレイによって安全に保管できるUSB-Aスティック形式のハードウェアセキュリティモジュールです。iShield HSMは、既製のハードウェア設計や現場のデバイスに最適な後付け可能のソリューションで、AWSクラウドの機能をエッジデバイスに拡張するソフトウェア・AWS IoT Greengrassのハードウェアセキュリティ統合(HSI)機能に適合しています。また必要に応じて、IoT環境やゼロトラスト導入におけるセキュリティアンカーとしても利用可能です。
- iShield Camera/Archive:静止画および動画録画の暗号化とアクセス保護のために特別に設計されています。このmicroSDカードはホストに依存せず、ドローン、ボディカム、ダッシュカム、監視カメラ、カメラトラップなど、さまざまなタイプのカメラやモデルで使用できます。
- Secure Boot Solution for Raspberry Pi:Raspberry Pi専用のセキュリティ製品です。様々な設定が可能なセキュリティポリシーによって、microSD カードに保存されているデータの暗号化とアクセス保護が可能になります。ブートイメージやソフトウェアのインストールを、操作や不要なコピー、定義されたネットワークからのシステムの持ち出しなどから保護します。
Swissbit セキュリティ製品ファミリーは、加賀ソルネット様および加賀ソルネット様のリセラーパートナーから入手可能です。
加賀ソルネットについて
私たちは、1995年の設立以来、加賀電子グループの一員として、グループ各社を含む多くのお客様に最適なITソリューションを提供してきました。しかし変化の激しいエレクトロニクス業界において、当社グループの“すべてはお客様のために”という経営理念を実現していくためには、さらなる総合力の強化が必須となってきました。そこで情報機器事業の中核にあった「加賀ソルネット株式会社」「加賀ハイテック株式会社」「加賀エデュケーショナルマーケティング株式会社」の3社を統合し、新生・加賀ソルネット株式会社としてスタートを切りました。
社内カンパニー制を導入し、「ソルネットカンパニー」「ハイテックカンパニー」「EMカンパニー」が誕生。3つのカンパニーは、BtoBマーケット、コンシューマ(BtoBtoC)マーケット、教育マーケットと、市場やお客様が異なるため、カンパニーごとに独自の仕入先をもっています。それにより、仕入先の選択肢が増え、お客様に提案できる商材のバリエーションも大きく広がり、お客様のさらなる期待に応えられる環境が整ってきました。今後は、「ソルネットカンパニー」「ハイテックカンパニー」「EMカンパニー」の特徴を存分に発揮しながら、グループシナジーを活かし、競争力の強化やさらなる事業の拡大を図ってまいります。
詳細については、https://www.solnet.ne.jp/をご覧ください。