Japan IT Week 春の組込みエッジコンピューティング展にSwissbitが出展します。

10/03/2023

日本・東京、2023年3月10日 - 産業向けフラッシュストレージ製品の独立系メーカー・Swissbit(日本法人:スイスビットジャパン株式会社、東京都新宿区、代表取締役 友森 健一郎)は、2023年4月5日から7日にかけて東京ビッグサイトで開催のJapan IT Week春の組込みエッジコンピューティング展(ブース:E47-25)に出展し、サーバーおよびデータセンターに向けた容量16TBのSSD製品「N-4200シリーズ」を展示紹介します。

同展においてSwissbitは、N-4200シリーズSSD、暗号化およびデータ保護機能を搭載したmicroSDカード「iShield Archive」などのフラッシュストレージ製品に加えて、FIDO2オープン認証規格に対応した認証デバイス「iShield Key Pro」、AWS IoT Greengrassに準拠したハードウェアセキュリティキー「iShield HSM」などの最新セキュリティ製品も紹介します。

データセンター向けSSD 16TB N4200シリーズ

Swissbitは昨年2022年末から新たな市場セグメントであるデータセンター業界への参入を開始しており、Japan IT Weekで紹介するN4200シリーズはSwissbitがデータセンター市場に初めて投入するSSD製品です。N4200シリーズは、SSDのライフサイクル全体を通じて速度低下を最小限に抑えるとともに、従来比2倍の書き込み寿命を実現しています。またN4200シリーズは、実際のデータセンターにおけるアクセス負荷に最適化した特別なファームウェアを採用することで、パフォーマンス、寿命ともに大きく進化しています。さらに、この専用ファームウェアは、SSDを特定のデータセンターのアプリケーションプロファイルに対応するよう設定することができます。

iShield Archive最もセキュアーなデータ保存およびアクセス保護

SwissbitのiShield Archiveは、信頼性の高い暗号化とアクセス保護を実現する新しいmicroSDカードです。このプラグアンドプレイソリューションは、ビデオや写真のデータを安全に保存および保護し、一般的なカメラと互換性があるためホスト側での変更なしに使用することができます。iShield Archiveには、セキュリティ設定やユーザーおよび管理者のPINの定義に用いるソフトウェアiShield Archive Tool(iAT)が搭載されており、iATツールを用いてPIN入力することでセキュリロックを解除でき、読み出しが可能の状態になります。またオプションで、WORM(write once read many)機能を持つこともできます。iShield ArchiveはUHS-I U3に対応しているため4Kビデオの録画に適しており、16GBから64GBまでの容量をサポートしています。

iShield Key Pro:最高レベルのセキュリティと柔軟性

iShield Key ProはSwissbitの新しい強力なハードウェアセキュリティキーであり、FIDO2オープン認証規格に対応した認証デバイスです。このFIDOスティックのProバージョンは黒色の堅牢なプラスチック製筐体をもち、Swissbitがこれまで提供してきたFIDOスティックよりも多くの機能を備え、適合するセキュリティ規格も追加されています。iShield Key Proは、新しいスティックをオフラインのユースケース・シナリオで使用可能にするHOTP(ハッシュベースのワンタイムパスワード)や、PKCS#11またはPKCS#15暗号化規格を使用して、ユーザーのログイン情報を保存するPIV(個人識別情報検証)などの機能を備えています。独ベルリンのSwissbit自社工場では、NFCとUSBインターフェイスを備えたセキュリティキーProを製造しています。

iShield HSMIoTデバイス向けセキュリティアンカー

iShield HSMはIoTデバイスの識別、認証および登録に必要な暗号鍵と認証情報を安全に保管できるUSB-Aスティック形式のハードウェアセキュリティモジュール(HSM)です。システムインテグレータはiShield HSMを簡単に後付けすることで、ゲートウェイや産業用制御機器などの既存デバイスに保護レイヤーを追加することができます。このモジュールはAWS IoT Greengrassの認定を受けており、必要に応じて他のIoT環境や状況でもセキュリティアンカーとしても使用することが可能です。Swissbitでは、今後予定されている技術提携、認証、その他の可能性について、Japan IT Weekで詳細な情報を提供する予定です。

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