スイスビット、新CEOにStefan Hofschenが就任

11/09/2025

日本・東京、2025年9月11日 – 産業向けフラッシュストレージとセキュリティソリューションを手掛けるスイスビット(日本法人:スイスビットジャパン株式会社、東京都新宿区、代表取締役 友森 健一郎)は、2026年1月1日付で新CEO(最高経営責任者)にDr. Stefan Hofschenが就任することを発表しました。Stefan Hofschenは、2018年2月よりドイツのセキュリティ企業であるBundesdruckerei Gruppe GmbHのCEOを務めており、このたびスイスビットへ移籍します。同氏は、半導体技術およびセキュリティ分野に関する深い専門知識と豊富な経営経験、そして強い成長志向を持ち、スイスビットの次なる成長フェーズの牽引を期待されています。

Hofschenは電気工学の博士号を持ち、1995年にドイツの総合技術・産業機器メーカーであるシーメンスでキャリアをスタートしました。その後、ドイツの半導体メーカーであるインフィニオン・テクノロジーズで複数の上級管理職を歴任し、直近ではチップカード・アンド・セキュリティ事業部門プレジデントを務めていました。同氏は長年にわたる技術業界での経験とセキュリティ領域における専門性を活かし、産業用ストレージおよびセキュリティソリューション分野でスイスビットの戦略的拡大を力強く推進していきます。

スイスビット取締役会会長のDr. Christopher Ganzは「私たちは、彼のように経験豊富な経営者であり技術の専門家を迎えられることを大変嬉しく思います。Stefan Hofschenは半導体業界に関する深い知識と、セキュリティ分野での幅広い専門性を兼ね備えています。彼はスイスビットの成功を継続し、次の成長段階へ導く上でふさわしい人物と言えます」と話しています。

HofschenにとってスイスビットのCEO就任は、個人的にも特別な意味を持ちます。スイスビットは2001年にシーメンスの事業部門が経営陣によるマネジメント・バイアウト(MBO)を経て独立し設立された企業であり、同氏もシーメンスでキャリアをスタートさせた経歴を持っています。

新CEOに就任するHofschenは「スイスビットは、ストレージとセキュリティソリューションの両分野で卓越した専門知識を持つ革新的な技術企業です。私は、同社の継続的な成功と成長に貢献できることを大変楽しみにしています。また、取締役会の信頼に深く感謝申し上げます」と話しています。

スイスビットの現CEOであり、長年にわたりスイスビットを成功に導いてきたSilvio Muschterは、今後も同社の将来を形作る上で重要な役割を担います。今後、同氏は、新設されたグループCTO(最高技術責任者)のポジションに就き、豊富な技術的知見をスイスビットの戦略決定に活かし、技術革新の加速および将来の市場ニーズへの対応をより一層強化します。

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